会社員SEが稼げるフリーランスエンジニアになるための19の特徴

会社員SEが稼げるフリーランスエンジニアになるための19の特徴

文系卒の新卒でERPベンダーのSEをやっていた僕が、5年後にフリーランスエンジニアになり色んな現場で稼ぐようになりました。最大月収は135万にもなります。しかし、同じフリーランスでも買い叩かれる人や中抜きされている人をたくさん見てきたので、「稼げるフリーランスエンジニア」になりたいけど、まだ会社員SEをやってる人の不安を少しでも解消してあげたいと思います。

目次

稼げるフリーランスエンジニアの特徴

これまで見てきた中で稼げるフリーランスエンジニアと買い叩かれるフリーランスエンジニアを比較して、稼げる特徴をピックアップしてみました。

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基礎力編

フリーランスエンジニアは即戦力、稼ぐために基礎がとにかく大事

開発1人日がすぐにこなせる

即戦力であることがやはり契約を継続し、単価交渉するために必要なスキルです。即戦力といってもそれほど難しいことはなく、会社員SEのころから普通に技術書を読んだり試したり、自分でプロダクトをちょっと作ってみて運用してみたりする程度の即戦力です。

新卒3年目で1人前に1人日がこなせるようになったかなレベルあれば大丈夫

仕事に必要なコミュニケーションが普通にとれる

コミュニケーション力が高い必要はないですが、普通にコミュニケーションが取れることが大事です。自分の仕事が今日中に終わる感じだったら、ゆるくPMとかリーダーに朝会とかチャットで今日中には終わりそうとか、ちょっと遅れそうって「普通に」報告共有するだけで十分です。

RDBだったらトランザクション分離レベルとか基礎を理解している

知っていて当然の基礎知識は知らないと「えっ?」ってなる。たとえばSQLインジェクション、CSRF、トランザクション分離レベル、排他制御、スレッドセーフなどなど。フロントエンドに特化してるからサーバーサイドのことは知らん!っていうのはありえるので、自分の特化領域とその基礎知識があれば大丈夫です。

とにかくレスポンスが早い

フリーランスエンジニアは早くチームやクライアントに馴染む必要があり、はじめは関係値が少ない状態で常にスタートになります。そういう場合はレスポンスをとにかく早く、細かくすることで関係値を高めていきます。徐々にチームに馴染めばレスポンスは多少遅くても問題ないと思います。

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チーム貢献力編

エンジニアはチームで働くので、チームへの貢献ができると重宝されます。

エンジニアリング+αがあると稼げる

エンジニアリングだけでなく周辺のスキルがあるとかなり重宝されます。僕の場合はECとマーケティングが長くて、大学は経営学部でマーケティングや事業再生が専門領域なのでWebマーケティング周りのスキルセットからエンジニア+グロースハックに強みがあります。

ほかに、フロントエンドエンジニアだけど美大出身でデザインもできるみたいな人や、Webフルスタックだけど個人的にAndroidアプリ作ったりしていてアプリも作れる人、前職で同時アクセス10万人などのサービスでインフラやっていたとか+αがあると稼げることが多いですね。

問題定義とその解決策提案がセットでできる

問題点を指摘するのは誰でもできます。指摘するだけの人は嫌がられるので常に提案とセットで出来る人が重宝されていると思います。

リーダー・マネジメント経験がある

基本的にフリーランスエンジニアになるとマネジメントすることは滅多にないのですが、現場の正社員はマネジメント素人なのでマネジメントをサポートできる経験があると好まれます。

メンバーをフォローできる余裕

1人日をこなせるだけでなく、欲を言えば1人日を半分の0.5くらいでこなして余裕を作っておくと色んなことに時間が使えます。

たとえば、遅れているメンバーにフォローを入れたり、分担して作業している領域で合流する時に発生する調整作業をテストしながらやってあげるとか。もっと余裕があれば業務時間中にチャレンジングなアプローチを試してみたりも出来ます。

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専門的な技術

どれか1つあれば強みになります。

特定領域のスキルの習熟度が高い

いわゆるコミッタークラスの人や、Qiitaなどで技術記事を上げたりしている人たちはテックリードや技術顧問的なポジションでフリーランスエンジニアの中でも比較的高単価で契約していることが多いです。

普通の会社員SEの場合はきっとこれに該当することはないと思います・・・。

広く浅くフルスタックで開発ができる

特化型スキルとは逆に広く浅くフルスタックで何でもそつなくこなせるエンジニアは人出が足りない現場や新規事業でゴリッとやらないと行けない時に重宝されます。フルスタックでやるには最低5年くらいは修行期間がいるので母集団も少ない割に、開発プロジェクトは山盛りあるので稼ぎやすいスキルの1つだと思いますね。

様々なプロダクトを開発した経験

プロダクト開発をやってると普通にKPIを追ったり、ABテストしながら改善したり、プロセスを改善したり色んな問題解決をやっていると思います。この経験はだいたいどのプロダクトでも似たようなもんなので採用する側からするとその経験はおいしそうに見えます。

人間力が高いことも特化型スキル

気のいい人、楽観的でいつも笑ってる人、ムードメーカー、気遣いが上手な人とか普通に人間力の高い人もある意味特化スキルです。高単価にはなりませんが、採用率と継続性は高い気がします。

交渉力編

スキルがあるだけは高単価はもぎ取れない、交渉して高単価を勝ち取る

金払いの良い企業を狙い撃つ

まずは金払いが良さそうな企業を狙うことが大事です。

営業利益率が高い企業は有り体に言えば少ないコストで大きく儲けているので、即戦力で採用するようなフリーランスエンジニアは高単価で採用することが多くなります。正社員の給与引き上げは全社員分のレバレッジが効いてしまいますが、フリーランスエンジニアの場合は業務委託契約単位なので月数万円程度のコストアップなので許容されやすくなっているからです。

自分を売り込む

フリーランスエンジニアの商談は転職の面接と違ってすごく簡単です。

即戦力になるスキルセットとキャリアを伝えるくらいで、あとはエージェントに単価交渉をおまかせすればOK

エージェントを通さない時は相場は稼働160時間で税込70万〜80万くらいなので、これくらいの希望単価を伝えると良いでしょう。はじめは営業するのも大変なのでレバテックフリーランスなどのエージェントを使うと感覚がつかめて良いかもしれません。

やっていくうちに良い人は引き合いも多いので、後々に個人的に業務委託するのが一番リスクが低くて稼げるのかなと思います。

実績で単価をあげる

現場にアサインされて、実績を積み上げている場合は契約更新の際に積極的に価格交渉をしましょう。最初の3ヶ月はお見合い期間でもあるので、実績があれば3万円でも5万円でも上がる可能性はかなりあります。

僕の個人的な話でいうと週5で65万のバーゲン契約を週3で同額の65万円にするというとんでもない単価交渉を成功させた経験があります。その時に聞いた話だと5万円ほどの価格交渉であればよくある話だそうです。

スイッチングコストで単価をあげる

辞められると困るくらいに現場に馴染んでいると、また新しくエンジニアを採用して稼働し始めるまでにスイッチングコストが発生している場合があります。この場合も自分の意見が通りやすくなっているので、単価や稼働時間を調整する交渉力が高まっているので稼ぎやすくなっています。 

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こんなフリーランスエンジニアは買い叩かれる

癖が強い=マネジメントし辛そう

チームで働くので性格の癖が強いエンジニアはよく買い叩かれている気がします。会社員生活を普通に送れている人はこの点問題ありませんね。

個人で安請負いしちゃっている

エージェントを通さずに価格交渉出来てなくて買い叩かれている人がたまにいます。

一次請けじゃない会社を使っている

孫請けの協力会社から仕事を請けても大したお金にはなりません。稼げるフリーランスエンジニアになるにはとにかく直接契約するか、レバテックフリーランスなどの一次請けエージェントを利用することをおすすめします。

なんでまだ会社員SEやってるの?

会社員としてSEをやるメリットはエンジニアチームのマネジメント経験と決裁する経験くらいでしょうか。40台を超えた場合に正社員で雇用されないリスクへのヘッジもあるかもしれません。

しかしながら、基幹刷新プロジェクトで64歳のおじいちゃんエンジニアがメインフレーム側のコードから詳細設計を起こす作業を単価60万で請けてたりしたのを目の当たりにしたこともあります。その会社にしかないフレームワークの知識や仕事のやり方を学び続けたものよりも、フリーランスとして色んな現場で汎用性の高いスキルと経験を得た人材の方が高く評価される時が来るのではないかと僕は思います。

なんでまだ会社員SEやってるの?

まとめ

意外と稼げるフリーランスエンジニアに特殊な能力は必要なくて、即戦力で自分の専門能力がちょっとあって、普通にコミュニケーションが取れる人だったらだれでも単価100万円は目指せるのです。あとは、ちゃんとしたエージェントを使って、実績を積んでいけばbyネームで受注を請けられるようになりますし、会社員SEよりも収入は必ず多くなると思います。

僕も使っている信頼できるエージェントは

レバテックフリーランスギークスジョブです。

個別の質問・相談等僕で良ければ回答しますので、気軽にご相談ください。

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