ここ最近はエンジニア需要が大きくて、採用が追いつかず困っている企業がたくさんあります。そんな中で正社員をしながら土日や平日のスキマ時間を使って週10時間の稼働で10万円の報酬がもらえるサービスがローンチされました。
有名企業のエンジニアは専門性が高いことが多く、スタートアップでは週5の給与は払えないけど副業くらいの感じで入ってもらえるとレバレッジが効いてペイするのでうまくマッチングしているみたいです。
週10時間の稼働で月10万円のシューマツワーカーとは?
専門性の高いエンジニアが欲しい企業とちょっと暇な優秀なエンジニアをマッチングする副業サービスです。
たとえば、シューマツワーカーではTastyTableというスタートアップが時給2,500円〜月40時間稼働で募集していました。最近では7000万円ほど資金調達に成功し、これからエンジニアリソースを投入してプロダクト開発を進めていくフェーズです。
ただ、そのスピードでエンジニアを採用するのはかなり難しいといえます・・・。そんなホイホイエンジニア採用できれば苦労しないし、優秀なエンジニアはだいたい大手に取られてしまっているし、ポッと出のスタートアップに転職してくれるような変な人もなかなかいません。
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そこで目を付けたのが、大手に取られてるエンジニアのスキマ時間をマッチングさせよう!というのがシューマツワーカーなどのエンジニア副業系サービスです。
エンジニア副業の時給相場は?
だいたい2,500円〜4,500円なのでそれほど高い時給ではありませんが、平日の夜とか土曜日だけとかスキマ時間に働けてスキルアップにもなるのがメリットです。
8時間労働・営業日22日で計算すると以下のようになります
時給2500円=月収44万
時給3000円=月収52万8千
時給3500円=月収61万6千
時給4000円=月収70万4千
時給4500円=月収79万2千
正社員の感覚だと時給3000円〜3500円ほどで、フリーランスエンジニアの場合だと時給4500円くらいが相場ですね。そこから考えるとフリーランスエンジニアよりかは少し時給が低めの設定になっており、受け入れ企業としてもお願いしやすい値ごろ感があります。
ほかのエンジニアができる土日副業方法
週2リモートで副業ワーク
シューマツワーカーとよく似ているサービスで、副業とフリーランスエンジニアの両方の案件を取り扱っています。リモートで出来る案件が多いのが最大のポイント。
スタートアップの技術顧問
yentaやwantedlyなどでCTOを募集しているところなんかは圧倒的にエンジニア不足なので、平日の朝と夜だけとかプルリクのレビューだけとかで技術顧問的な立ち位置で副業することがよく聞きます。特定の技術領域に強かったり、テックリードの経験があるとおすすめですね。週1日稼働で25万〜くらいの相場観
プログラミングを教える先生
時給1200円〜2000円ほどで時給はちょっと低め。
小学校でのプログラミング教育が必修化するので、子供向けにフォーカスして塾みたいに展開しても面白いかもしれませんね。
クラウドソーシングでアプリ開発
iOS、Androidアプリ開発は単価が高く受託開発向けなので大きく稼ぐことも可能です。ちょっと土日副業というよりガチ感があるので副業には辛いかもしれません。
シニア向けのパソコン・スマホセットアップとか
田舎に行けば行くほどこういうシニア向けの情弱ビジネスがあります。ITリテラシーが低く、代替手段がないのでシステムのプロ向けの副業としてはまぁアリかなという範囲ですね。うちの実家もセットアップしてもらっていました。
報酬はないけれど成長企業でスキルアップができるサービス
お金はいらん!っていう高尚な人や非エンジニアにはおすすめです。
自動せどり
クローリングするスキルがあれば各サイトの販売価格の差額を自動でチェックして転売することができます。
アフィリエイト
Webエンジニアだとかんたんにアフィエイトサイトも作れますし、ロジカルシンキング力も高いので、データ分析からキーワード選定して記事書くなんて簡単なので伸ばしていくことができると思います。問題は継続する力ですね。
Webサービス開発でチャリンチャリン
フリーランスエンジニアになる人は自分でWebサービス作ってチャリンチャリンビジネスしたいっていう人が結構多く見られるので、プロダクトマネジメントもできる方だったら副業としてもありうるんじゃないでしょうかー?ただ、投資も必要ですしちょっと手を出してみるっていう感じではないですね。
副業で受託開発のディレクション
SIerの方だと、Web制作会社はいっぱいあるもののディレクションできる人が少ないっていうギャップを埋めるビジネスとして、自分で仕事を受託しちゃってディレクションだけする副業っていうのもありますね。ほぼ事業ですが、スキルが高い大企業の人が副業でやってたりします。
エンジニアの副業は確定申告しないといけない?
基本的に副業をやっていれば確定申告しないといけません。月10万円ほどの収入があれば年間で120万円になるので税金も馬鹿になりませんし、20万円以上の副業は確定申告しないといけないです。
どうせ確定申告しないといけないのであれば、個人事業主として開業届も出し、青色申告の65万円控除を受けるのが最も節税効果が高くて手元に残るお金が多くなると思います。
え?青色申告とか帳簿の記帳が面倒くさいって?
確定申告はfreeeの年9800円のスタータープランで十分!副業用の銀行口座とクレジットカードを連携しておけば自動で青色申告用の帳簿を作ってくれて、かんたんに確定申告の書類が作れます。友人の会社員エンジニアにこのパターンは超絶おすすめしてます。
土日だけじゃなくて本気で稼ぐなら?
ITエンジニアとして本気で稼ごうと思うならフリーランスエンジニアという選択肢もありですね。フリーランスエンジニア3年間のリアルな収入について公開していますので、参考になれば幸いです。