フリーランスエンジニア3年目の確定申告大公開

フリーランスエンジニア3年目の確定申告大公開

独立してから3年目までの収支の推移はこちらの記事でまとめました。

フリーランスITエンジニアの独立から3年目までの収支公開

目次

2017年は出産イベントのため稼働少なめ

2016年末に妊娠が反面し、2017年7月に出産だったためエンジニアとしての稼働時間は150時間〜170時間ほどでほとんど残業もなくジム行ったり自社メディア作ったり余裕がたくさんあった1年でした。出産後は育児が思っていたよりも大変だったのですが徐々に時間の作り方を工夫できるようになってきた状態です。

確定申告での売上と所得

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税込月75万*12=900万で経費が200万円くらいでした。

これから所得控除が230万円ほどあり、というのも出産にかかる医療費控除と妻や子の扶養控除などが入るためかなり控除金額が大きくなりました。

確定申告での税金

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課税所得が456万円なので48万円が所得税ですが、今年4000万円以上の住宅ローンを組んで自宅を購入したため40万円の住宅ローン減税が適用されるので所得税はたった8万6000円になります。

住宅ローン減税の適用についてはこちらの記事を見てください。

フリーランスエンジニアは家を買って所得税を圧縮することができる – フリーランスのエンジニア道

また、59万円も予定納税させられていたので差引50万円が確定申告後に還付される見込みです。住宅ローン減税を活用するとキャッシュフローの一時的な悪化をヘッジすることが出来るので結構おすすめです。

住民税は所得合計*10%(ざっくり)

住民税は所得税と違って控除される金額が変わるのでざっくり所得合計の10%が住民税になります。僕の場合は69万円くらいでしょうか・・・。ただ、ふるさと納税をすでに10万円ほどしていますので、住民税から差し引かれることになり実際の請求はもう少し低くなります。

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国民健康保険も所得合計*10%(ざっくり)

住民税と同じように控除金額は異なりますがざっくり10%くらいが国民健康保険税として取られます。一応上限89万ですが多くの人は上限手前まで取られるのですごく辛いですよね・・・。

年収900万でも税負担がすごく大きいですね!

なんとかして節税するには?

  • 1つは法人化して国民健康保険から社会保険にすることで節税すること
  • 1つは法人化して収入を分散させること
  • 1つは将来の売上につながる投資を経費とすること

経費を増やして所得を減らせば節税効果は高いですが、無駄に投資しても意味はないので将来の収益につながるコストであれば積極的に投資していくのが良いと考えています。

僕は、消費税の関係もあるので法人化することにしました。売上1000万円を超えた年の2年後から消費税を収める必要があるためです。(上の確定申告は本業のみなので副業分入れると超えちゃいます)

また、法人化することで新規事業の投融資も受ける予定なのでタイミング的にはよかったのかもしれません。

年収900万円のフリーランスエンジニアになり方

フリーランスなりたては何からすればいいのかよくわからないし、どうやって営業して案件取ってくるのかわからないと思いますが、とにかくエージェントと契約しておけば最初からすぐに案件獲得できて食いっぱぐれることはないです。

その後、勉強会やエンジニアリソース足りてない所と連絡を取って営業していけば簡単に高単価の案件がホイホイとれるようになります。

なのでまずは大手エージェントで契約書とか請求書の練習して徐々に独立していけば良いのではないでしょうか?大手エージェントでも手数料はそんなに中抜きされないですよ。

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