Webフルスタックエンジニアのキャリアパスとは?
私はJava/PHP/Ruby/Pythonのサーバーサイドができて、モダンなWebフロントエンド開発ができるいわゆるWebフルスタックエンジニアです。
文系卒でエンジニア8年もやっているうちにWebフルスタックエンジニアになりましたが、この先どういう風にキャリアを描いていくかは結構難しいなと思います。そのリアルな悩みを吐露していきます。
Webフルスタックエンジニアのタイプ別
- マネジメントしてもいいよエンジニア
- オレは手を動かしたいんだエンジニア
- なるべく働きたくないんだエンジニア
マネジメントしてもいいよエンジニア
1.のマネジメントしてもいいよエンジニアの場合は、PMしたり自分で起業していく道があります。ただ、この道は結構茨の道だと感じていて、単に物を作ったり勉強しているだけでは成長していけない領域です。職種チェンジのようなもので成功確率もあれば失敗確率もありキャリアを描けても具体的に行動を起こしていくには難易度が高めです。
次のキャリアパス
- プロジェクト・マネジャー
- プロダクト・マネジャー
- エンジニアリング・マネジャー
- CTO
- CEO
どれもパイが少ないので機会も少なく、採用ハードルも高いです。
オレは手を動かしたいんだエンジニア
2.のオレは手を動かしたいんだエンジニアはスペシャリストとして現場で重宝されますが、日本の場合は給与がそれに比例して上がるということはないので結構恵まれないキャリアパスに思えます。死ぬほどじゃないけどそこそこ頑張りたいみたいな普通の人にはおすすめのキャリアパスかもしれません。
次のキャリアパス
- AI・機械学習エンジニアに転身
- テックリード
- アーキテクト
- CTO
- フリーランスエンジニア
正社員として手を動かすソルジャーは給与が低め年収400万〜に設定されていますが、フリーランスエンジニアになるとなぜか年収800万以上になるのが今の日本です。テックリードやアーキテクトといった専門的知識を活かしたキャリアアップはあるものの金銭的な報酬はほとんどありません。
なるべく働きたくないんだエンジニア
3.のなるべく働きたくないエンジニアは収入よりも可処分時間を増やすことを目的にしているのでキャリアパスではないかもしれないですが、一定数こういう志向の人はいますね。
次のキャリアパス
- IPOか売却して一発当てる
- ヒモになる
個人的には一発あてたいっ!
マネジメントするか手を動かすか問題
日本の場合はマネジメントしないと年収1000万はなかなか超えません。
シンプルにお金が大事だったらキャリアパスはマネジメントするしかないのです。
Webフルスタックエンジニアで年収1000万超える方法
- 大手企業のプロダクトマネジャー・プロジェクトマネジャー
- 大手・ベンチャーのCTO
- 週5常駐フリーランスエンジニアとして月単価84万以上を請求する。
- シリコンバレーでエンジニアやる
- 外資系の報酬が高い所でエンジニアやる
- 本業+副業の副業部分を頑張る
すでに大手企業に入ってないとダメだったり、結構条件的には厳しいですね。
こう見ると正社員ルートとフリーランスルートの2つが見えてきます。
正社員の場合はプロダクトマネジャーとかになれるかどうかが重要
なれそうにない場合はフリーランス転身して、CTO、CEOへのキャリアップ狙いが妥当ですかね!
僕はフリーランスに転身してアベレージで月80万くらいの案件をこなしてます。死ぬほど働いた時はなんと150万でした。
Webフルスタックエンジニアで年収1000万の手取りと税金

月84万円の単価契約だとして、所得税・住民税・国民健康保険・国民年金を引くと、だいたい可処分所得が64.8万円になります。経費としてすでに220万ほど引いてますので、通勤とか常駐先の人との飲み会とか、最新のMacBookProなんかは経費なのでQOLはだいぶ高い可処分所得ですね。
年収別の詳細はコチラ
フリーランスITエンジニアの年収・手取り・税金まとめ【図解】
まとめ
WebフルスタックはPMかフリーランス転身して、CTO/CEOへのキャリアップがあるので打ち止めというわけではない。
フリーランスエンジニアになる場合は大手エージェントにとりあえず登録するのが王道なのでレバテックかギークスに登録して案件をまずは受注すること。その後、適当に営業していけば高単価の案件をとっていくことができます。